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NEWS(地域連携)釧路地域の魅力を北海道釧路総合振興局の方にお話し頂きました

2025年5月9日

 5月8日(木)、9日(金)の「特別活動?総合的な学習の時間の理論と指導法」(学部3年生?必修科目)の講義において、北海道釧路総合振興局の方をゲストにお招きしました。「くしろの未来を考えよう~くしろ地域の魅力と課題~」というタイトルで、釧路地域の課題や魅力について教員を目指す学生にお話し頂きました。
 小?中学校の総合的な学習の時間では、自分で課題を立て、情報を集め、整理?分析して、まとめ?表現するという「探究のサイクル」が生まれる学習を行うことになっています。課題を立てる際には、当然、児童生徒が住んでいる「地域」に目を向ける機会が多くなります。そのためには、教師も地域について知る必要があり、今回は私たちの地元である「釧路地方」を例にして考えることにしました。
 お話では、人口や自然の豊かさ、観光、食など様々な視点から釧路管内を紹介して頂きました。釧路管内は、広大であるからこそ様々な自治体があり、知られていない魅力もたくさんあるということに学生は耳を傾けていました。教員には異動がつきものですが、ずっと地元に住んでいる児童生徒だからこそ気付く良さや、違う地域から移り住んできた教員だから分かる良さなど、異なる視点で地域を知ればしるほど、魅力も見えてくるはずです。それを、児童生徒の学習にどのように活かすことができるのかをグループで考えました。
 受講した学生からは、「子ども達が、実際に見たり体験したりすることで学べることがあるのではないか」「今回は釧路の事例だったが、自分の出身地だったらどういう授業ができるのか、魅力と課題を知ることの大切さがわかった」「ふるさと納税の返礼品を考えたり、道の駅で魅力をパンフレットに伝えるという学習活動をすることで、釧路の良さを考えることができるようになるのではないか」というコメントが寄せられました。
 今回は、北海道釧路総合振興局地域創生部の東係長に多くの資料をご準備いただき、分かりやすく説明いただきました。また、学習活動のアイディアを発表した学生に対し、地域創生部長の村木様にコメントをいただくこともできました。2日間にわたってお越しいただいたことに感謝申し上げます。これからも、地域の良さを児童生徒が感じられる総合的な学習の時間の指導ができる教員を目指して、学習を深めて参ります。


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